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こんにちは!制作担当の潮崎です。
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GWが明け、今日から少しずつ活気ある日常が戻ってきましたね!
リフレッシュされた方も、世の中の休息を支えるために現場を守り抜いた方も、皆様本当にお疲れ様です。そして新入社員の皆さん、社会人として初めての大型連休はいかがでしたでしょうか?
私はこの連休、楽しみにしていた映画とアート展に足を運び、自分の「好き」に浸る時間を過ごしました。そこで改めて実感したのは、「仕事も人生も、決して一人では彩れない」ということ。そして、「自分の創造やクリエイティブの原点に立ち返ること」の大切さでした。
日々アップデートされる情報に触れる毎日は刺激的ですが、時には懐かしいものに触れ、基礎を見つめ直す。そんな「人間らしい時間」があってこそ、新しいものを受け入れる準備が整うのだと感じた連休でした☺️。
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さて、そんな「最新のアップデート」と「原点」のバランスを考えながら、今回は生成AI時代の「落とし穴」と私たちが守るべきクリエイティブの品格についてご紹介します!
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◆「またAIか…」と思わせない。ユーザーが飽き始めている「AIっぽさ」の正体
技術の普及により、ネット上にはAI生成画像が溢れています。しかし、ユーザーの目も想像以上に肥えてきています。
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「すぐ分かる」ことのデメリット: 指の形や視線の違和感、不自然な光の当たり方、キレイ過ぎる独特の質感。ひと目で「あ、AIだな」と分かった瞬間、受け手は「手を抜いている」「実体がない」という印象を抱き、コンテンツへの没入感が削がれてしまいます。
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「残念な気持ち」の正体: 広告において、消費者は「ブランドの誠実さ」を無意識に探しています。安易なAI利用が、ブランドへの期待を裏切る「ノイズ」になっていないかを再考する必要があります。
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◆印刷現場の悲鳴。データ入稿の「解像度」問題。
AI生成画像による、印刷現場の混乱も耳にするようになりました。起きているトラブルを、技術的な視点から解説します。
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「画面で綺麗」は、印刷では「ガビガビ」: 多くの生成AIは、Web表示に最適化された72dpi程度の低解像度データ(JPG)を出力します。これをそのままA4サイズやポスターに引き伸ばすと、輪郭がボケ、使い物になりません。
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ベクターデータ(AI/EPS)の壁: 印刷業界の標準は、拡大しても劣化しないベクターデータです。AIが書き出したJPGをそのまま入稿しても、色の管理(CMYK)や裁ち落としの設定ができず、結局プロがイチから作り直すケースも発生しています。

「AIで作った一見整ったデータ = 入稿できる」わけではないのが現実です。「印刷に適した形式に整える技術」がこれまで以上に重要になっています。
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◆ データの2大形式+α、各拡張子の特徴と違い
データの形状には、大きく分けて「ベクター(ベクトル)形式」と「ラスタ(ビットマップ)形式」の2種類があります。用途に合わせた使い分けがプロの品質を支えます。
・ベクター形式(拡張子.ai /.eps)
【主に制作・印刷用】 点と線を数値で結んで表現する形式です。
◎特徴: どれだけ拡大しても輪郭がボケず、非常にクリア。ロゴやイラストに最適。
◎利点: データサイズが比較的軽く、色や形の修正が容易。
『.ai』(Adobe Illustrator形式): デザイン制作の標準。編集データをすべて保持する「生きたデータ」。
『.eps』(Encapsulated PostScript形式): 印刷業界の不朽の標準。安定性が高く、多くのソフトで配置可能。
・ラスタ系(.jpg / .png)
【主に写真・Web用】 色のついた小さな点(ピクセル)の集まりで表現する形式です。
◎特徴: 写真などの複雑な色の変化を表現するのに適している。
◎難点: 拡大すると点が目立ち、画像が荒れてしまう。
『.jpg』(JPEG形式): 写真に最適。容量を小さくできるが、保存を繰り返すと画質が劣化する。
『.png』(PNG形式): 背景を透明にできる。Web素材に便利だが、印刷用の色設定(CMYK)が苦手。
・万能型(.pdf)
【配布・確認用】 相手の環境に関わらず、同じ見た目で表示できる。現在入稿データとして可能な印刷会社が増えています。
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◆ 生成AIの画像が印刷で断られる理由
結論として、生成AIが書き出すデータの多くは.jpg(ラスタ形式)であり、解像度がWeb閲覧用の「72dpi」程度であることが多いからです。
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Web用: 72dpiあれば綺麗に見えます。
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印刷用: 350dpi程度の高い密度が必要です。
もしWeb用のJPGをチラシサイズに引き伸ばせば、モザイクのような仕上がりになってしまいます。印刷会社が「.aiデータをください」と言うのは、「拡大しても劣化せず、正確に色を管理できるデータ」を求めているからです。
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◆ おわりに:AIを「最高の武器」にするために

生成AIの普及により、誰もが手軽に「クリエイター気分」を味わえる時代になりました。しかし、ツールが自動で形を作ってくれることと、プロとして責任あるクリエイティブを完結させることは、全く別次元の話です。
だからこそ、今私たち広告に携わる人間に求められているのは、単に新しいツールを振り回すことではありません。AIが弾き出した「一見、整って見える素材」の裏側にあるリスクを見抜き、技術的な整合性を整え、「その表現が、誰に、どう届くか」を最後まで見届けるディレクション能力です。
正しく理解し、丁寧に向き合う。そうすることで初めて、AIはあなたの想像力を補完し、形にしてくれる「真の武器」になるはずです。
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こんな感じのイラストがしっくりする場合もあります。


